AIと為替

AIを使いながら、ドル円や為替ニュースを初心者向けにわかりやすく整理するブログです。

AIとチャートの基本:⑩ チャート基本まとめ

 

チャートを見始めた頃は、線や数字が多くて、「どこを見ればいいのだろう」と戸惑いやすいものです。

私も最初は、ローソク足の色だけを見ていました。

上がっている色なら買い、下がっている色なら売りと考え、何度も振り回されました。

けれども、少しずつ見方を覚えていくうちに、チャートは未来を当てるための道具ではないと分かってきました。

チャートは、今までどのように価格が動き、現在どの位置にいるのかを整理するための道具です。

だからこそ、最初から全部を理解しようとしなくても大丈夫です。

ローソク足、時間足、高値と安値、トレンド、レンジという順番で見ていけば、少しずつ全体が見えやすくなります。

このまとめでは、これまで学んだ基本を一つずつ振り返ります。

さらに、AIにチャートを見てもらう時の聞き方や、初心者が失敗しやすい点も整理します。


チャートは価格の動きを記録したもの

チャートは、価格がどのように動いてきたのかを時間の流れに沿って表したものです。

ただの線や数字ではなく、「いつ、どこまで上がったか」「どこまで下がったか」を確認するための記録です。

私は最初、チャートを見れば次の動きが分かると思っていました。

だから、正解の形を探すことばかりに夢中になり、少し違う動きをすると不安になっていました。

けれども、相場は毎回同じようには動きません。

似た形に見えても、時間帯やニュース、参加している人の動きによって変わります。

そこで、未来を当てるのではなく、今の状態を整理するために見るようにしました。

悪い見方は、「この形なら必ず上がる」と決めつけることです。

良い見方は、「今は上昇しているのか、下降しているのか、それとも横ばいなのか」を確認することです。

チャートを見る目的は、未来を断定することではなく、現在地と流れを整理することです。


ローソク足の基本を振り返る

ローソク足は、一定時間の値動きを一本で表したものです。

一本の中には、始値、終値、高値、安値の四つが入っています。

陽線は、その時間の終値が始値より高かったことを表します。

陰線は、その時間の終値が始値より低かったことを表します。

ただし、陽線だから次も上がる、陰線だから次も下がるとは限りません。

私は以前、陽線が出るたびに「上がる」と思って買っていました。

ところが、長い上ヒゲが出ている陽線では、その後に下がることもありました。

その時に、色だけではなく、実体の大きさとヒゲの長さも見る必要があると気づきました。

実体が大きい時は、その時間に値動きが大きかったことが分かります。

上ヒゲが長い時は、一度上がったものの、押し戻されたことが分かります。

下ヒゲが長い時は、一度下がったものの、買い戻されたことが分かります。

悪い見方は、ローソク足の色だけで売買を決めることです。

良い見方は、実体、ヒゲ、前後のローソク足を一緒に確認することです。

ローソク足は一本だけで判断せず、前後の流れの中で見ます。


時間足が変わると見え方も変わる

チャートには、5分足、15分足、1時間足、日足などがあります。

5分足は、一本のローソク足が5分間の値動きを表します。

1時間足は、一本で1時間の値動きを表します。

そのため、同じ時間に見ても、時間足によって見え方が変わります。

私は5分足だけを見て、下落していると思ったことがあります。

けれども、1時間足を見ると、まだ上昇トレンドの途中でした。

短い時間足だけを見ると、細かな上下に振り回されやすくなります。

逆に、長い時間足だけを見ると、今の細かな動きが分かりにくくなります。

だから、長い時間足で全体の流れを見て、短い時間足で現在地を確認します。

悪い見方は、一つの時間足だけで相場全体を決めることです。

良い見方は、長い時間足と短い時間足を分けて考えることです。

時間足が違えば、見えている動きの大きさも違います。


上昇トレンドと下降トレンドを振り返る

上昇トレンドは、高値と安値が少しずつ切り上がっている状態です。

下降トレンドは、高値と安値が少しずつ切り下がっている状態です。

私は以前、直近のローソク足が上がっただけで、「上昇トレンドに変わった」と思い込んだことがあります。

ところが、少し広く見ると、高値も安値もまだ切り下がっていました。

一時的な上昇と、流れそのものが変わった状態は同じではありません。

だから、一本のローソク足ではなく、複数の高値と安値を見ます。

たとえば、前の高値より新しい高値が上にあり、前の安値より新しい安値も上にあるなら、上昇トレンドと考えやすくなります。

反対に、高値も安値も下がっているなら、下降トレンドと考えやすくなります。

悪い見方は、少し上がったから上昇、少し下がったから下降と決めることです。

良い見方は、高値と安値がどちらへ動いているかを確認することです。

トレンドは、ローソク足の色ではなく、高値と安値の流れで見ます。


レンジ相場では現在地を見る

レンジ相場は、一定の上限と下限の間を価格が行き来している状態です。

値動きが大きくても、同じ範囲の中を往復しているなら、レンジになっていることがあります。

私は以前、価格が上がるたびに買い、下がるたびに売っていました。

すると、上限付近で買い、下限付近で売る形になり、何度も反対方向へ動かれました。

その時に、上がったか下がったかだけではなく、レンジのどこにいるのかを見る必要があると気づきました。

レンジでは、上限、下限、中央の三つを確認します。

上限に近い時は、上へ抜けるか、押し戻されるかを見ます。

下限に近い時は、下へ抜けるか、買い戻されるかを見ます。

中央付近では、方向が分かりにくいこともあります。

悪い見方は、上がったから買い、下がったから売りと考えることです。

良い見方は、現在値がレンジの上限、下限、中央のどこにあるかを先に確認することです。

レンジ相場では、方向よりも現在地が大切です。


チャートを見る順番を決める

チャートには多くの情報があるため、毎回見る順番を決めておくと迷いにくくなります。

私は以前、移動平均線、RSI、水平線、ニュースを一度に見ていました。

情報を増やせば分かりやすくなると思っていましたが、反対に何を基準にしているのか分からなくなりました。

そこで、見る順番を簡単にしました。

初心者向けの確認順

最初に長い時間足を見ます。
次に高値と安値を見ます。
その後で現在値がどこにあるかを確認します。
最後に直近のローソク足を見ます。

この順番にすると、細かな動きに振り回されにくくなります。

たとえば、1時間足が上昇トレンドで、15分足が下落している時は、短期の押し目かもしれません。

反対に、1時間足が下降トレンドで、5分足が上昇している時は、短期の戻りかもしれません。

「時間足・高値と安値・現在地・ローソク足」の順番で見ると、チャートを整理しやすくなります。

 


AIにチャートを見てもらう時の基本

AIにチャートを見てもらう時は、画像だけを送るのではなく、何を見てほしいかも伝えます。

私は最初、「このチャートどうですか」とだけ聞いていました。

すると、「上昇の可能性もありますが、下落にも注意が必要です」という、ぼんやりした答えが返ってきました。

その時は物足りなく感じましたが、あとから考えると、私の質問が短すぎました。

何のチャートなのか、何分足なのか、どこを見てほしいのかを何も伝えていなかったからです。

そこで、通貨ペア、時間足、現在値、見てほしい内容を一緒に書くようにしました。

悪い聞き方は、「この後どうなりますか」とだけ聞くことです。

良い聞き方は、「ドル円の1時間足です。上昇、下降、レンジのどれに見えるか、理由を三つに絞ってください」と聞くことです。

複数の画像を送る時は、番号と時間足も書きます。

「1枚目は1時間足、2枚目は15分足です」と伝えると、どの画像の説明なのか分かりやすくなります。

AIへは、画像だけでなく、通貨ペア、時間足、現在値、見てほしい内容を伝えます。


AIへ使える質問例

AIへの質問は、難しく書く必要はありません。

何のチャートか、何分足か、何を見てほしいかを書けば、答えを理解しやすくなります。

相場の状態を聞く例

「ドル円の1時間足です。現在は上昇、下降、レンジのどれに見えますか」

「高値と安値の流れから、今のトレンドを説明してください」

「現在の相場が分かりにくい場合は、無理に方向を決めず、その理由を教えてください」

現在地を聞く例

「現在値は直近高値、直近安値、レンジ中央のどこにありますか」

「現在値の上にある抵抗と、下にある支えの候補を教えてください」

「今は追いかけやすい位置ですか。それとも待ちやすい位置ですか」

複数時間足を聞く例

「1枚目は1時間足、2枚目は15分足です。大きな流れと短期の動きを分けてください」

「5分足では下落していますが、1時間足でも下降トレンドですか」

「長い時間足と短い時間足の方向が違う場合、どちらを優先して見ればよいですか」

反対意見を聞く例

「買い目線だけでなく、売り目線と見送り目線も説明してください」

「私の考えに反対する材料があれば教えてください」

「判断を変える必要がある価格や条件を教えてください」

質問の最後に「根拠も説明してください」と加えると、結論だけでなく考え方も確認できます。


AIの答えをそのまま信じない

AIは、未来を確実に当てる道具ではありません。

画像に写っている情報を整理し、考えられる見方を説明する補助です。

私は以前、AIが「上昇傾向です」と答えたため、そのまま安心して買ったことがあります。

ところが、その後に経済指標が発表され、相場は大きく下がりました。

チャートの形だけでは、直後に出るニュースや材料までは分かりません。

その経験から、AIの答えを注文の決定そのものに使わないようにしました。

また、AIが示した高値、安値、価格が画像と合っているかも確認します。

画像が小さい場合は、数字を読み違えることもあります。

悪い使い方は、AIが買いと言ったから、そのまま買うことです。

良い使い方は、AIが示した根拠を読み、自分でも高値、安値、時間足、価格を確認することです。

AIは判断を任せる相手ではなく、自分の見落としを確認するための補助として使います。


初心者がやりやすい失敗

チャートを見始めた頃は、情報を増やせば分かりやすくなると思いがちです。

私も、移動平均線やRSI、水平線をたくさん表示していました。

けれども、線が増えるほど、どれを基準にしているのか分からなくなりました。

さらに、負けた後に見方を次々変えたため、自分の判断基準が毎回違っていました。

その結果、同じチャートを見ても、その日の気分で上昇にも下降にも見えてしまいました。

そこで、最初は高値と安値、時間足、現在地だけを見るようにしました。

分からない時は、無理に方向を決めず、見送るようにしました。

悪い見方は、情報を増やし続け、分からないまま判断することです。

良い見方は、見る項目を絞り、分からない時は見送ることです。

チャートが分からない時は、情報を増やすより、見る順番を戻します。


初心者向けの確認項目

チャートを見る前に、毎回同じ項目を確認すると迷いにくくなります。

確認すること

何のチャートか。
何分足か。
高値と安値は切り上がっているか。
高値と安値は切り下がっているか。
現在値は高値、安値、レンジ中央のどこにあるか。
長い時間足と短い時間足の方向は同じか。
AIへ何を聞きたいか一つに絞れているか。
買いだけでなく、売りと見送りも確認したか。
画像に個人情報や口座情報が写っていないか。
AIが示した根拠を自分でも確認したか。

私はこの確認をするようになってから、感覚だけでチャートを見ることが減りました。

特に、「現在値はどこにあるか」を確認すると、追いかけて買う失敗に気づきやすくなりました。

毎回同じ順番で見る習慣が、初心者にはいちばん役立ちます。


まとめ 基本は順番に見ること

チャートは、未来を確実に当てるための道具ではありません。

今まで価格がどのように動き、現在どの位置にいるのかを整理するための道具です。

ローソク足には、始値、終値、高値、安値が入っています。

陽線と陰線の色だけでなく、実体の大きさやヒゲの長さも見ます。

一本だけで判断せず、前後のローソク足と一緒に確認します。

時間足が変わると、見える動きも変わります。

5分足では下落していても、1時間足では上昇トレンドの途中かもしれません。

だから、長い時間足で全体の流れを見て、短い時間足で現在地を確認します。

上昇トレンドは、高値と安値が切り上がっている状態です。

下降トレンドは、高値と安値が切り下がっている状態です。

少し上がった、少し下がったというだけで決めず、複数の高値と安値を見ます。

レンジ相場では、上限、下限、中央のどこにいるかを確認します。

私は上がるたびに買い、下がるたびに売って振り回されたことがあります。

その経験から、方向だけでなく、現在地を見る大切さに気づきました。

チャートを見る時は、「時間足・高値と安値・現在地・ローソク足」の順番にすると整理しやすくなります。

AIにチャートを見てもらう時も、画像だけでは足りません。

通貨ペア、時間足、現在値、見てほしい内容を一緒に伝えます。

複数の画像を送る時は、「1枚目は1時間足、2枚目は15分足」と順番を書きます。

質問は、「この後どうなりますか」ではなく、「上昇、下降、レンジのどれに見えるか、根拠も説明してください」と具体的にします。

さらに、買い目線だけでなく、売り目線、見送り目線も聞きます。

私は自分が買いたい時に、買いの根拠だけを何度も聞いてしまったことがあります。

その結果、注意点が見えなくなりました。

今は、「私の考えに反対する材料も教えてください」と聞くようにしています。

AIの答えは参考材料として使い、最終判断は自分で行います。

AIが示した高値、安値、価格、時間足も、自分のチャートで確認します。

画像が小さい時は、数字を読み違えることもあります。

また、ニュースや経済指標によって、チャートの流れが急に変わることもあります。

だから、AIが上昇と答えたから必ず上がるわけではありません。

初心者は、最初から完璧に当てようとしなくても大丈夫です。

ローソク足、時間足、高値と安値、現在地を毎回同じ順番で見ることから始めます。

分からない時は、無理に方向を決めず、見送ることも大切です。

毎回同じ順番でチャートを見る習慣が、少しずつ自分の判断を作ってくれます。

 

※⭐をつけてくれると励みになります。

 

↓ AI初心者の方向けに相談も受けています。詳しくはこちらへ。

coconala.com