AIと為替

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AIとチャートの基本:⑦ 下降トレンドとは?

 


下降トレンドとは、値段が階段のように下がる流れ

下降トレンドという言葉を聞くと、値段が休まず下がり続ける場面を想像するかもしれません。

私も最初は、陰線が何本も続き、右肩下がりに一直線で進む状態だけが下降トレンドだと思っていました。

ところが、実際のチャートはそれほど単純ではありません。

下がった後に少し上がり、そこで止まり、また下がるという動きを繰り返します。

下降トレンドとは、値段が下がったり少し戻ったりしながらも、全体として低い位置へ進んでいる状態です。

たとえば、買い物帰りにゆるい坂道を下りる場面を想像すると分かりやすくなります。

ずっと同じ角度で下るのではなく、途中で平らな場所があったり、少し上る場所があったりします。

それでも、全体として下へ進んでいれば、下降の流れは続いています。

チャートも同じで、途中に陽線や小さな上昇があっても、全体として低い位置へ進んでいれば下降トレンドと考えられます。

私は以前、陰線が3本続いただけで「下降トレンドになった」と思い、すぐに売ったことがあります。

しかし、その3本は大きな上昇の途中にある小さな下げにすぎませんでした。

その後、値段は再び上がり、私は慌てて買い戻しました。

この時に、陰線の本数だけでは下降トレンドを判断できないと気づきました。

初心者向けの覚え方

下降トレンドは、値段が一直線に下がることではありません。
高値と安値を少しずつ下へ動かしながら、階段のように進む流れです。

悪い見方は、陰線が数本続いただけで下降トレンドと決めることです。

良い見方は、高値と安値が前より低い位置へ動いているかを確認することです。


高値と安値が切り下がるとはどういうことか

下降トレンドを確認する時に大切なのが、高値と安値の位置です。

高値とは、その途中で値段が最も高くなった場所です。

安値とは、その途中で値段が最も低くなった場所です。

下降トレンドでは、前の高値より次の高値が低くなり、前の安値より次の安値も低くなっていきます。

これを、高値と安値が切り下がると言います。

たとえば、110円から105円まで下がり、その後108円まで戻ったとします。

そこから103円まで下がり、次は106円で上昇が止まりました。

この場合、高値は110円から108円、さらに106円へ下がっています。

安値も105円から103円へ下がっています。

前より低い場所で上昇が止まり、前より低い場所まで下がる流れが続くと、下降トレンドとして見やすくなります。

私は以前、安値だけを見て「また下がった」と考えていました。

しかし、よく見ると高値は少しずつ上がっていました。

安値だけが下がっていても、高値が切り上がっている時は、下降の勢いが弱くなっていることがあります。

そこで、高値と安値を必ずセットで見るようにしました。

悪い見方は、安値だけを見て下降トレンドと決めることです。

良い見方は、高値が下がっているか、安値も下がっているかを順番に確認することです。


下降トレンドでも途中で陽線や上昇は出る

下降トレンドの途中でも、陽線は普通に出ます。

値段が少し上がる場面もあります。

下降トレンドだからといって、陰線だけが続くわけではありません。

私は最初、陽線が1本出るたびに「下降は終わったかもしれない」と不安になっていました。

そのため、少し上がっただけで買い戻し、その後の下落を見送ったことがあります。

あとから1時間足を見ると、その陽線は大きな下降の中にある小さな戻りでした。

この経験から、1本の陽線だけで流れを決めないようになりました。

下降トレンドは、上がらない相場ではなく、上がっても前より低い位置で止まりやすい相場です。

たとえば、105円まで下がった後に108円まで上がり、そこから103円へ下がった場合を考えます。

一時的には上がっていますが、前の高値110円より低い108円で止まっています。

そのため、下降の流れが続いている可能性があります。

悪い見方は、陽線が1本出ただけで下降トレンドが終わったと考えることです。

良い見方は、上がった後の高値が前の高値より低い位置で止まっているかを見ることです。


戻りとは、下降途中の小さな休憩

下降トレンドの途中で、値段が一時的に上がる場面を戻りと呼びます。

下がり続けた後に、少し休むような動きです。

戻りは、下降トレンドの中でよく見られます。

ただし、少し上がった場面をすべて戻りと考えるのは危険です。

私は以前、大きく下がった後に少し上がっただけで「戻りだ」と思い、すぐに売りました。

ところが、その後も上昇が続き、前の高値を上回りました。

あとから見ると、それは戻りではなく、下降トレンドが崩れ始めた場面でした。

その時に、上がったから戻りなのではなく、下降の形が保たれているかを確認する必要があると気づきました。

戻りを見る時は、全体が下向きか、前の高値を超えていないか、再び売られる動きが出ているかを確認します。

たとえば、1時間足が下向きで、5分足が少し上がった後、前の高値より低い場所で陰線が出た場合を考えます。

このような時は、下降トレンドの途中にある戻りとして見やすくなります。

反対に、前の高値を大きく上回り、下がっても前の安値を更新できない場合は注意が必要です。

悪い見方は、少し上がっただけですべてを戻りと考えることです。

良い見方は、前の高値を超えていないか、再び安値へ向かう動きが出ているかを確認することです。


下降トレンドが崩れ始めるサイン

下降トレンドは、ある瞬間に突然すべてが変わるとは限りません。

高値と安値の形が少しずつ崩れながら、流れが弱くなることがあります。

最初に気づきやすいのは、前の安値を更新できなくなる場面です。

たとえば、105円、103円と安値を更新していたのに、次は104円で止まったとします。

その後、前の高値106円を上回って108円まで上がった場合は、下降トレンドが弱くなっている可能性があります。

私は以前、陰線がまだ多く残っていたため「下降トレンドは続いている」と思っていました。

しかし、安値は更新できず、高値は少しずつ上がっていました。

陰線の本数ばかり見て、高値と安値の違和感を見逃していたのです。

前の安値を更新できない時や、前の高値を上回った時は、下降の流れが弱くなっている可能性があります。

ただし、大きな陽線が1本出ただけで下降トレンド終了と決める必要はありません。

大切なのは、その陽線がどの位置で出たのか、前の高値を超えたのか、その後に安値を更新できたのかを見ることです。

悪い見方は、大きな陽線1本だけで流れが終わったと決めることです。

良い見方は、安値更新の有無、高値超え、その後の下落を合わせて確認することです。


時間足によって下降トレンドの見え方は変わる

5分足では下降トレンドに見えても、1時間足では上昇中の小さな押し目にすぎないことがあります。

時間足が違えば、見ている範囲も違うためです。

私は5分足だけを見て、高値と安値が切り下がっているのを確認し、「下降トレンドだ」と判断したことがあります。

けれども、1時間足では高値と安値が切り上がっており、全体は上昇中でした。

結果として、5分足の下落は短い押し目で終わりました。

その時から、短い時間足だけで相場全体の流れを決めないようにしました。

初心者は、1時間足で大きな流れを確認し、5分足や15分足で細かな下落を見ると整理しやすくなります。

確認する順番

最初に1時間足で高値と安値を見ます。
次に5分足や15分足で戻りや下落を見ます。
最後に、長い時間足と短い時間足の方向が合っているか確認します。

悪い見方は、5分足で安値を更新しただけで、相場全体が下降トレンドだと決めることです。

良い見方は、長い時間足と短い時間足の両方で、高値と安値の向きを確認することです。

 


下降トレンドで初心者がやりやすい失敗

下降トレンドを見ると、「今すぐ売らないと乗り遅れる」と感じることがあります。

私も大きな陰線が出た直後、慌てて売ったことがあります。

その時は、チャートが弱く見え、「ここからさらに下がる」と思いました。

しかし、売った直後に戻りが入り、すぐに含み損になりました。

あとから見ると、かなり下がった後の低い場所で売っていました。

下降トレンドだからといって、どこで売ってもよいわけではありません。

下降トレンドの中でも、低い場所を追いかけて売ると、直後の戻りに巻き込まれやすくなります。

さらに、少し上がっただけで不安になり、早く買い戻してしまう失敗もあります。

私は一度、下降トレンドの途中で小さな陽線が出たため、「終わったかもしれない」と思い、すぐに買い戻しました。

ところが、その陽線は戻りの一部で、その後は再び下がりました。

早く買い戻したことよりも、1本の陽線だけで判断したことが問題でした。

また、値段が急に下がると怖くなり、理由を考えずに売ってしまうこともあります。

そのような時は、売った後に少し戻っただけでも不安が大きくなります。

私は「まだ下がりそう」という気持ちだけで売り、戻りが入るたびに何度も画面を見直したことがあります。

その経験から、恐怖だけで判断するのではなく、高値と安値の位置を先に確認するようになりました。

悪い見方は、大きく下がった直後を追いかけたり、陽線1本で慌てて買い戻したりすることです。

良い見方は、戻りを待ち、前の高値を超えていないかを確認することです。


下降トレンドを見る時の3つのポイント

下降トレンドを見る時は、難しい指標をたくさん使わなくても、最初は三つのポイントで整理できます。

1.前の高値より次の高値が低いか

高値が少しずつ下がっているかを確認します。

110円、108円、106円というように、高値が下へ進んでいれば、上がっても前より低い位置で止まりやすいと考えられます。

ただし、高値だけでは判断しません。

2.前の安値より次の安値が低いか

安値が105円、103円、101円というように下がっていれば、売りの勢いが続いていると考えやすくなります。

私は安値ばかり見ていましたが、高値も見るようになってから、下降の形が安定しているかを考えやすくなりました。

3.少し長い時間足でも下向きか

5分足だけでなく、1時間足や15分足でも高値と安値が下向きかを確認します。

短い時間足だけが下向きの場合は、大きな上昇の途中にある押し目かもしれません。

初心者向けチェック

高値は下がっているか。
安値も下がっているか。
長い時間足でも下向きか。

陰線の本数よりも、高値、安値、時間足の三つを見る方が、下降トレンドを整理しやすくなります。


AIに下降トレンドを見てもらう時の聞き方

AIにチャートを見てもらう時は、「下がりますか」とだけ聞くのではなく、見てほしいポイントを具体的に伝えます。

私も最初は、「このチャートは売りですか」とだけ聞いていました。

しかし、それではどの時間足の話なのか、高値と安値のどこを見ているのかが分かりません。

そこで、時間足と確認したい内容を入れるようにしました。

悪い聞き方

「このチャートは売りですか」

「下降トレンドですか」

「今から下がりますか」

これでは、AIも短期と長期のどちらを答えればよいのか分かりにくくなります。

良い聞き方

「1時間足で高値と安値が切り下がっているか、初心者向けに説明してください」

「5分足の上昇は戻りに見えるか、前の高値との位置関係も含めて説明してください」

「下降トレンドが弱くなっているサインがあれば、どの高値と安値を見たのか教えてください」

「1時間足と5分足の方向はそろっていますか。違っている場合は理由も説明してください」

「大きな陰線の直後に追いかけて売る危険性も含めて整理してください」

AIには結論だけでなく、どの高値と安値を見て下降トレンドと判断したのかを説明してもらいます。

AIの答えを読む時も、「下降トレンドです」という言葉だけで安心しないことが大切です。

高値と安値の根拠、時間足、注意点まで確認すると、内容を自分でも理解しやすくなります。


下降トレンドだから安心とは限らない

下降トレンドは、売れば必ず利益になる状態ではありません。

流れが下向きでも、売る場所が低すぎれば、その後の戻りで含み損になることがあります。

さらに、経済指標や要人発言などで、下降トレンドが急に崩れる場合もあります。

私は以前、「下降トレンドだから大丈夫」と思い、損切りの位置を決めずに売ったことがあります。

ところが、前の高値を上回っても「また下がるだろう」と待ち続け、損失を大きくしました。

下降トレンドを見ることと、損失への備えをすることは別です。

下降トレンドでも、流れが崩れた時にどこで判断を変えるかを先に決めておく必要があります。

たとえば、前の高値を明確に上回ったら見方を変えるというように、確認する場所を決めておきます。

ただし、高値を少し上回っただけで慌てるのではなく、その後に再び下がるかも見ます。

悪い見方は、「下降トレンドだから上がっても必ず下がる」と考えることです。

良い見方は、下降の根拠が崩れた時に見方を変える準備をすることです。


まとめ 下降トレンドは高値と安値の流れで見る

下降トレンドは、値段が一直線に下がり続ける状態ではありません。

下がったり少し戻ったりしながら、高値と安値を少しずつ切り下げ、全体として低い位置へ進んでいる状態です。

前の高値より次の高値が低く、前の安値より次の安値も低い時は、下降トレンドとして見やすくなります。

途中に陽線が出たり、少し上がったりしても、それだけで下降トレンドが終わったとは限りません。

大切なのは、上がった後の高値が前の高値より低い位置で止まっているかです。

私は最初、陰線が数本続いただけで下降トレンドだと思い、大きく下がった直後を追いかけて売っていました。

その結果、売った直後の戻りに巻き込まれ、慌てて買い戻したことがあります。

反対に、小さな陽線一本だけを見て「下降が終わった」と考え、早く買い戻した後に再び下がったこともありました。

こうした失敗から、ローソク足一本ではなく、高値と安値の流れを見るようになりました。

下降トレンドを見る時は、陰線の本数ではなく、高値、安値、時間足の三つを確認することが大切です。

戻りは、下降トレンドの途中で一時的に上がる場面です。

ただし、少し上がった場面をすべて戻りと考えるのは危険です。

全体が下向きか、前の高値を超えていないか、再び売られる動きが出ているかを確認します。

前の安値を更新できない時や、前の高値を上回った時は、下降トレンドが弱くなっている可能性があります。

大きな陽線が出ても、その1本だけで判断せず、どの位置で出たのか、その後に安値を更新できたのかも見ます。

時間足によって、下降トレンドの見え方は変わります。

5分足では下向きでも、1時間足では上昇中の押し目にすぎない場合があります。

そのため、初心者は1時間足で大きな流れを確認し、5分足や15分足で細かな動きを見ると整理しやすくなります。

AIにチャートを見てもらう時も、「売りですか」とだけ聞くのではなく、時間足、高値、安値、戻りの位置を具体的に伝えます。

そして、下降トレンドと判断した根拠や、流れが崩れる注意点まで説明してもらいます。

下降トレンドは未来を保証するものではなく、今の値動きがどの方向へ進んでいるかを整理するための見方です。

最初からすべてを完璧に判断しなくても大丈夫です。

まずは、高値が前より下がっているか、安値も前より下がっているかを順番に確認しましょう。

そのうえで、短い時間足だけに振り回されず、少し長い時間足でも全体の流れを見る習慣をつけていきましょう。

 

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